- 投稿:2017/03/07
- 掲載:2017/03/08
金井東裏遺跡で発見された「冑」「2号甲」が保存処理作業を終え、はじめて一般公開されました。(昭和庁舎にて3/6まで公開されていました。)先月、NHK歴史秘話ヒストリアで甲の男性の正体を探る番組を見たばかりだったので、とても感慨深い。1500年前にこの男は「宝物をかかえて逃げようとしていたのでは?」など諸説とりあげられていましたが、重い甲冑を纏い、噴火する榛名山に相対して四つんばいの姿勢で発見されたのですから、「火山の神と戦おうとしていたのでは? 」と考えるのが太古のロマンたっぷりで興奮します。群馬の宝、金井東裏遺跡の重要性をあらためて感じる素敵な展示でした。