- 投稿:2017/09/14
- 掲載:2017/09/15
賛否両論の話題作「ダンケルク」を鑑賞。面白いか面白くないかの単純な区分けが出来ない、まったく新しい戦争映画です。「プライベートライアン」以降、定番となっている、人体破壊描写や兵士個々の内面描写を完全にそぎ落としています。史上最大の撤退戦の中に放り込まれた、一人一人の人間の目線。それを坦々とリアルに抽出した110分でした。(実機のスピットファイアの編隊飛行を大スクリーンで観るだけでも価値のある映画です。)ノーラン監督はバットマンなどではなく、最初からこのような映画を撮りたかったのでは?と感じました。47歳の若き巨匠、これからも期待大です。こちらの映画館では、9/1~10/31まで会員限定キャンペーンを開催中。期間中、映画を2本以上鑑賞すると映画チケットやスピーカーなどが当たります。10/7から公開の「紅い襷」も県民として観なくては!