- 投稿:2018/03/20
- 掲載:2018/03/20
最近は事前情報を一切断ってから映画鑑賞を楽しんでいるので、まさか主要キャストが事件当事者本人たちとは驚きでした!「15時17分、パリ行き」!邦画じゃ考えられないキャスティング!さすが奇才イーストウッド。サバゲーに明け暮れる平凡な少年時代。そして落ちこぼれの軍隊生活。運命の列車に引き寄せられる様に、偶然は必然へと変わっていく。「アメリカン・スナイパー」とは対照的に、(軍人ではあるが)普通の男達による英雄群像劇でした。観光シーンをカットして、なぜ犯人の若いモロッコ人がAK47と300発の弾丸を手に取らざるをえなかったのかを描写してほしいと思うのは贅沢かな?でも、おすすめできる良作でした。まだまだ創作意欲が尽きることがない87歳イーストウッド!これからも“Go ahead! Make my day!”を貫いて!