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長野県信濃美術館名品展
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長野県信濃美術館は、平成29年に開館50年を迎えた歴史ある美術館です。半世紀にわたる美術館活動のなかで収集された作品は約4,000点。その収蔵品はほとんどが明治以降の美術ですが、海外作品を収集対象とせず、長野県ゆかりの作家の代表作、信州の自然を描いた風景画という比較的絞った方針によって収集されたため、近代日本美術の黎明期からの重要作品が揃い、所蔵する日本画、洋画、彫刻によって近代日本美術史を概観できるほど充実した内容となっています。
本展覧会では、菱田春草、池上秀畝、西郷孤月など、長野県出身の個性的な日本画をはじめとし、大正の異才・河野通勢らの洋画、荻原守衛(碌山)、石井鶴三らの彫刻をご紹介します。長野県信濃美術館の収蔵品のなかでも、名品をまとまって観覧できる少ない機会となりますので、多くの皆さまにご観覧いただきたいと思います。
主催者様からのご投稿に限らせて頂きます。