- 投稿:2021/07/21
- 掲載:2021/07/26
先月「ファーザー」を観た際、展示されていたポスターでチェックしていた「王の願い」が上映されたので観てきました。中国統治下にあり、自国語を書き表す文字が存在していなかった朝鮮・世宗の時代。王・世宗が、庶民でも簡単に学べて書くことができる朝鮮独自の文字(ハングル)を作ることに命をかける様を描いた映画です。様々な人たちがそれぞれの立場と想いで文字の開発に携わっていく熱意、そして韓国の名刹で撮影された美しいロケーションに目を奪われました。派手ではないですが、静かな良い映画を観ることができました。(キャスト的には名作「殺人の追憶」の出演者そろい踏みなのにも泣けました・・・)