大川美術館

赤い靴下 さん  （女性/前橋市/60代/Lv.44）

美術館マスター 4位

桐生市マスター 8位

先週、丸木夫妻の原爆の図を見てきました。この絵は昭和26年に前橋の麻屋デパートなどでも展示されているのですね。昭和26年と言えばまだ終戦間もないレッドパージなども激しい中、勇気のある反戦活動だったと思います。それにしてもこの大川美術館の活動には頭が下がります。松本竣介の絵がいつでも見られる素晴らしい美術館です。 （投稿:2021/03/11   掲載：2021/03/11）

arumik さん  （男性/高崎市/50代/Lv.79）

美術館マスター 4位

桐生市マスター 1位

クチコミにぜひ多くの方に見てほしいってありますよね…「70年目の原爆の図」企画展。メインの「原爆の図　第1部　幽霊」は屏風仕立ての大作。墨で描かれた被爆者群は焼けた皮膚がたれさがった…まさに幽霊の行列。でもこれは想像図でもないし、天災の復元図でもない、たった76年前に人間が起こした現実です。辛く、心が締め付けられますが、目を背けてはいけないとも思います。これを戦後５年で全国で公開するって、作者の丸木ご夫妻の覚悟と使命感の凄さに感服します。企画展は14日までです、ぜひ。 （投稿:2021/03/07   掲載：2021/03/08）

キャサリン さん  （女性/前橋市/60代/Lv.61）

美術館マスター 4位

桐生市マスター 5位

７０年目の原爆の図が展示されていることをぐんラボのクチコミで知って、こちらに。（臆病なもので）あまり得意ではない分野の絵なのですが、う☆どん子さんのクチコミが後押ししてくれました。ありがとう。終戦直後、忘れてしまいたい？記憶を絵画にまとめるエネルギーの凄さを感じましたよ。また、初回の巡回展示の招致発起人に上毛かるたの浦野匡彦氏の名前が。たった一度だけ、ご本人とお会いした折りの記憶が蘇りました。鑑賞後、ショップでマスクチャーム（丁度ラジオを聞いたばかり‼）と絵葉書を。コロナで会えない姉に便りをしようと思います。 （投稿:2021/02/19   掲載：2021/02/19）

う☆どん子 さん  （女性/前橋市/40代/Lv.70）

美術館マスター 2位

桐生市マスター 2位

待ち望んだ丸木位里・俊「原爆の図・幽霊」公開が始まったので行ってきました。いつか本物をこの目で見たいと思っていたので感激です。墨だけで描かれていますがよく見ると黒い影の部分だと思っていたところに無数の人間が描かれているのが浮かび上がります。迫力に言葉を失う、というのを実感します。実はこの絵とデッサン画は1950～51年に全国巡回展が開催され、1951年には前橋と桐生でも展示されたそう。前橋展当時のパンフレットにある巡回展示招致発起人名に土屋文明・高橋元吉・浦野匡彦氏らといった名だたる人達の名がありました。当時の前橋市民の 1/4が来場したことにも驚きました。初展示から70年の時を経た今でも、決して冷めやらない丸木夫妻の思いを受け取れる展示です。貴重な機会ですので、ぜひ一人でも多くの方に観ていただきたいです。 （投稿:2021/02/05   掲載：2021/02/05）